飲食店の経営をされる方に是非意識して頂きたい指標として、【FL比率】というものがあります。売上高はどなたも注意深く管理されると思いますが、経費についても管理が必要です。
その経費の中でも原価・人件費は特に注意が必要となります。
Fはフード(原価)のF、Lはレイバー(人件費)となっており、算式としては次のようになります。
FL比率=(売上原価+人件費)/売上高
この比率により、売上高に占める原価と人件費の割合を求めます。
業種や各店舗の状況により適正な割合は異なりますが、一般的には65%を超えていると早急に改善が必要と思われます。
原価について言えば、過剰な仕入によるロス、材料の切り方などが、人件費については、店内での人員配置やローテーションなどに無駄がある可能性があります。
また、この比率は売上高を基にするので、売価を設定する段階で経費との関係を考慮していなかった可能性もあります。
まずは、材料だけでなくご自身の店舗の経費の棚卸をしてみては如何でしょうか。
田口 由多加
節税対策 2025-07-04
令和7年3月31日に公布された「所得税法等の一部を改正する法律(令和7年法律第13号)(令7改正法)」により、「我が国の防衛力の抜本的な強化 ...
節税対策 2025-06-24
6月というのに暑い日が続きビールの美味しい気温となりましたね。 ところで酒類行政を管轄しているのは国税庁ということはご存じでしたか? & ...
節税対策 2025-06-20
6月半ば、梅雨入りし雨が毎日続いたかと思うと、急に真夏日のような暑さ、変な天気が続きますね。皆様どうお過ごしでしょうか。 今回も前回に引き ...
お客様の声 2025-06-13
資本金1億円以下の法人の交際費は「年間800万円まで」または、「接待交際費のうち接待飲食費の50%まで」のうちいずれかの金額が法人税上の経 ...
節税対策 2025-06-02
事業で利益が出た時の節税方法として、2つの共済についてご説明します。 「小規模企業共済」 小規模企業の役員が退職した後の ...