節税対策 - 2014-08-25

スポーツ選手と税金

この夏ブラジルW杯が開催されました。

残念ながら、日本代表はグループリーグ敗退という結果で

終わってしまいましたが、ここで、スポーツ選手の税金ってどうなってるの?

と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿では、サッカー選手を例に挙げ、基本的な仕組みを考察していきます。

 

まずサッカー選手は、サラリーマンに該当するのでしょうか。

いいえ、個人事業主に該当します。そのため開業届の提出と確定申告が

必要になります。さらに、収入(課税売上高)が1000万円超の場合には

消費税の納税義務者にもなるのです。

 

クラブからの報酬は10.21%の源泉所得税(報酬が100万円超の場合には、

100万円を超える部分に対して20.42%の源泉所得税)が差し引かれて

支払いがなされます。サッカー選手の収入には、クラブから支払われる報酬

の他に、スポンサーからの契約金、メディアへの出演料、本の原稿料等

が挙げられます。

 

これらの収入から必要経費を差し引いて所得を計算します。

必要経費に該当するものとして、スパイクシューズ等のサッカー用品の他、

スポーツトレーナーの人件費、マネージメント会社へのフィー、交通費、

事業関係者との会食費、その他事業に関係する経費等が挙げられます。

 

所得計算後、所得控除を加味し、課税所得から税額を出します。

所得税は皆様ご存じのとおり、所得が大きいほど高い税率が課されますので、

所得の高い選手は、所得の約半分を税金として支払っています。

 

スポーツ選手は収入が不安定な上に、高額な税金を支払う可能性があります。

最高のパフォーマンスには、技術も必要ですが、精神的な安定も必要です。

引退後の長い人生のことも考え、早いうちからライフプランを練ることが

最高のパフォーマンスに繋がるのでしょう。

 

 

川庄グループ 川庄公認会計士事務所 須々美 宏季


ブログ TOP

経営コラム 2026-09-16

2.稼いだ粗利を残すのは「固定費の軽さ」   前回は、粗利の厚さを決めるのは価格ではなく原価率だというお話をしました。 しか ...


経営コラム 2026-09-12

キーエンスは、平均年収の高さでたびたび話題にのぼる会社です。 なぜあれだけの給与を払えるのか。 答えはシンプルで、粗利が厚く、それを食い ...


経営コラム 2026-09-11

  4月に入社いたしました、有働と申します。今回のブログでは私自身が入社して驚いた、身近な消費税にまつわることを記事にしたいと思 ...


人事労務コラム 2026-08-07

 はじめまして、こんにちは。今年の4月に入社いたしました、森岡と申します。今回が初めてのブログ投稿となります。よろしくお願いいたします。 ...


経営コラム 2026-08-05

かつて「会社の寿命30年説」が語られたが、技術革新やグローバル競争、消費行動の変化が加速した現在、企業の平均寿命はさらに短くなっている。上場 ...


092-524-6556
営業時間 9:00〜17:00