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川庄 康夫 Yasuo Kawasho |
4. 評価益に対する課税・・?
税務調査の現場では、特に将来相続税の取り漏れがないようにと、注意を払っているようです。また、海外預金、海外投資信託も課税の公平の面から注目しているような感じを受けます。「海外預金口座で利息が発生した場合は、わずかな金額でも利子所得として申告してください。」 それはわかります。
でも海外で投資信託を行っていて期の途中で分配金が発生していない場合、収益の計上はありえないと思われるのですが、期中で資産が増えていると価値の増加で申告しなければいけないと言われると・・・それは「おかしい」と思います。「評価損が生じる場合はそれはどうなりますか?」「それは申告しなくて良いです」でも増加すると申告しなければいけない・・???やっぱりおかしいでしょう。
税務署の言い分では、1期目は不要、2期目は100の申告、3期目は不要、4期目は100の申告となります。
「収益は実現主義が原則です。評価損益を申告するのではないですよね。」と答えて申告はしませんでした。何も反論しなければそのまま課税されるところでした。海外に資産の移動をしている方は注意してください。
川庄会計グループ 代表 公認会計士 川庄 康夫
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Posted by Yasuo Kawasho
代表取締役 川庄 康夫
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