経営コラム - 2013-11-12

福岡の"ナニクソばあちゃん" 1/3

Posted by 川庄 康夫
Yasuo Kawasho

1.川庄康夫の生い立ち

  私は昭和22年1月11日、福岡市南区三宅本町で生まれ、三宅小学校、三宅中学校へと進学しました。

 

当時はどこの家庭でもそうだったと思いますが、父親は朝早くから夜遅くまで働いており、夜遅くか、日曜日くらいにしか姿を見ることはできませんでした。必然的に父親と話をする機会は少なくなり、反対に当然のように、母親の影響を強く受けて成長しました。田舎の小学校でしたから、あまり勉強もせず、カン蹴りやらかけっこ、相撲、野球など、暗くなるまで外で遊んでいました。

 

その頃の成績は程々よかったのですが、小学校4年生のとき県営住宅が出来、サラリーマンの子女がたくさん入学してきましたら、程々だった成績は急激に落ちていきました。入学してきた人たちは勉強が出来る人が多かったのでしょう。私の廻りの人たちは、私も含め、あまり勉強せず遊びに夢中になっていましたから、勉強のほうの順位はストンという感じで落ちていきました。『うぁー大変だぁ』と思い、あわてて勉強し出した、そんな感じの小学生生活を送っていました。

 

 稲刈り後の田んぼでソフトボールをしたり、毎日のように暗くなるまで遊んでいました。父親は夜遅くにしか帰宅しませんでしたから、母親と連れ立ってよく散歩に行きました。秋の頃には田んぼに稲が実り、稲の穂が下に垂れ下がっていました。それをさして、母は私に言います。

「『実るほど頭をたれる稲穂かな』という言葉があるでしょう。人はどんな人になってもいつまでも謙虚な気持ちを持ち続けないといけないのです。人間、偉くなると謙虚な気持ちを忘れてしまって驕りが出てくるものです。これは人生の失敗の源になるので、これから先、実った稲穂を見るたびにこの言葉を思い出しなさい。」

 

それこそ"耳にたこ"が出来るほど聞かされて育ちました。

 

 

川庄会計グループ 代表 公認会計士 川庄 康夫

Posted by Yasuo Kawasho
代表取締役 川庄 康夫

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