相続・事業承継コラム - 2012-08-16

小規模宅地の評価減 老人ホーム入所のケース④

今回は、老人ホーム入所の場合に居住用になるのかどうか、そのポイントをこの判決内容をもとに解説します。

 

争点は「終身利用権」の有無?

 

原告の主張は「特別養護老人ホーム入所者の自宅の敷地は小規模宅地の評価減が認められているのに、介護型有料老人ホームは終身利用権の取得があることをもって、その入所者の自宅の敷地は小規模宅地の評価減が認められないことはおかしい」というものです。

 

なぜなら、「特別養護老人ホームは途中で施設から退去を求められないという点で終身利用権が付与されているといってもよいため、特別養護老人ホームと介護型有料老人ホームは実質的には同等のものである」と主張しています。

 

この場合、前回説明した国税庁が居住用であることの要件としている「客観的な事実」のうち(1)から(3)まではその要件を満たしており、争点となったのは(4)の「終身利用権」です。

 

つまり、「終身利用権」の有無で特別養護老人ホームに入所した場合に小規模宅地等の特例の適用を認め、有料老人ホームに入所した場合にその適用を認めないというのは不公平だ。と主張したのです。

 

さて判決の行方はいかに!!

 

次回解説します。

 

宮原 洋史


ブログ TOP

お客様の声 2026-05-08

2.トランプ大統領のこと 今、アメリカ・イスラエルはイランと戦争を行っています。世間の目は戦争や石油危機のことで頭いっぱいで、以前のトラン ...


経営コラム 2026-05-07

1.高市首相のこと 高市早苗さんは、自民党の党首になり、他の野党の選挙対策も整わないまま、総選挙に突入し、自民党は3分の2以上の議席を獲得 ...


節税対策 2026-04-27

こんにちは。 最近、高い資産を購入されたりしましたか? 高い資産を購入するときは慎重になるものですが、事業に関連するものだと余計に慎重に ...


経営コラム 2026-04-01

2.日本への影響  イスラエルと米軍ですから徹底的に殺戮することになると思われますが、一方でイランもミサイルや爆薬が尽きるまで戦うと思われ ...


経営コラム 2026-03-31

1.米国が戦争しかけた  米国は前の大統領の時にイラクは大量の化学兵器を所有して、テロ国家であるとして排除しないといけないとの理由のもとイ ...


092-524-6556
営業時間 9:00〜17:00