平成31年の税制改正で自動車税制の大きな見直しがありました。
そこでは走行税について導入はなかったものの話題に上がりました。
先月10月26日行われた政府の税制調査会で自動車税制の見直しについて議論があり、再度走行税について話題に上がったようです。
下記参照:内閣府 第20回税制調査会
https://www.cao.go.jp/zei-cho/gijiroku/zeicho/2022/4zen20kai.html
1、走行税とは?
走行税とはいくつか名称があり、走行距離課税、走行距離課税と呼ばれています。
現在では道路利用税と言い換える動きがあるようです。
他国で採用されている課税方法の多くは
“走った距離に応じて課税”というものです。
2、なぜ導入の議論が上がっているの?
理由の一つとしてガソリン税による税収が少なくなっているからのようです。
ハイブリット車、電気自動車などの普及やカーシェアリングの普及により車を持たない人の増加によりガソリンの消費量が減少していることが原因のようです。
3、いつから導入なの?
現段階では導入はあくまでも検討中のようです。
4、走行税導入にあたっての疑問点
・走行距離はどうやって測るの?
・ガソリンにもこのまま課税なら二重課税にならないの?
・車必須の地域と都心では格差が出来るのでは?
・配達業やタクシー・バス、引っ越し業者など負担大きいのでは?
などなど
車の保持にはたくさんの支出が伴います。
さらに税金をかけるとなると若者の車離れに拍車をかけるような気がします。
車は今の時代決してぜいたく品ではないので車の課税方法について見直してほしいものです。
川庄公認会計士事務所 畠中
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