引き続き確定申告のお話になります。
今更聞けない・・・私は確定申告をすべきかどうか。
そんな方もおられると思います。
年間の所得金額から、所得控除を差し引いた金額がプラスになる人は、
確定申告を行わなければいけません。ただし、年末調整済みの場合など、
特定の要件を満たす場合は確定申告をしなくても良いとされています。
具体的には以下の方は確定申告が必要となります。
①フリーランスや自営業などの個人事業主で、事業収入がある人
②不動産収入がある人
③一時所得がある人
④退職所得があり、退職所得の受給に関する申告書を提出していない人
ざっと書きましたが、個別に見て確定申告をしなくて良い場合もあります。
詳しくは会計事務所にご相談ください。
今度は、確定申告をした方がいいかたとは?
「確定申告は不要」とされている人でも、確定申告をするで節税できる
場合もあります。それは、「余分に税金を納めてしまっているとき」で、
その場合は確定申告を行えば還付金を受け取ることができます。
例えば、次のようなケースです。
①事業で赤字が出ている
②年の途中で退職した(年末調整を受けていない)
③アルバイト先などで源泉徴収されている
④医療費が10万円を超えた
⑤寄附やふるさと納税をした
⑥住宅ローンを組んだ
令和3年も始まって1ヵ月半が経ちました。
来年こそは確定申告してみようかなと考えるかたは
この時期から計画的に医療費の領収書を保管したり、
ふるさと納税やiDeCoを考えてみてはいかがでしょうか。
いつもと違う収入が増えたけど税金はどうしたらよい?
などお悩みの際は、当事務所へ一度ご相談ください。
川庄会計グループ 川庄公認会計士事務所 安部
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