相続・事業承継コラム

2014年11月14日 金曜日

相続人と相続分 死亡後に支給が確定した退職金について 

たとえば

夫が亡くなって、社長をしていた会社から退職金の支払いを受ける予定です。

しかし、会社の資金繰り等の事情により、死亡から1年以上経過していますが、まだ未確定です。

このように死亡後1年以上経過して受け取る死亡退職金の税務はどのようになるのでしょうか?

死亡後3年以内に会社から支給が確定したかどうかによって取り扱いが異なります。

死亡後3年以内に支給が確定した場合は、その退職金は相続税の課税対象となり、死亡後3年を超えて支給が確定した場合は、その退職金は、支給を受ける者の一時所得となり所得税の課税対象となります。

なお、相続税の申告をしていた場合、相続税にこの「退職金」が加算されますので、修正申告が必要となります。

ただし、この修正申告により新たに納付すべき相続税額については、延滞税がかかりません。

さらに、役員をしていた会社が同族会社の場合、相続時にさかのぼってその株式の評価の見直しが必要となります。

その結果によっては、相続税の更生の請求になるケースもあります。

よって、相続税の確定申告が必要な方の場合は、相続税の確定申告期限(相続発生を知った翌日から10か月以内)に死亡退職金を確定させて、修正申告をしなくて済むようにすることが肝要です。

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川庄会計グループ 福岡相続相談センター 宮原洋史


投稿者 川庄会計グループ

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